
地震や豪雨など、災害は「いつ身近で起きてもおかしくない」ことは、ここ数年で多くの方が実感しているかと思います。備えの大切さはわかっていても、「何をどれだけ備えれば良いのかわからない」「置き場所の確保が…」となかなか行動に移せないという声を多く聞きます。
私は、防災備蓄は特別なことではなく「いつもの暮らしの延長線上にあるもの」だと考えていますが、やはり“収納の工夫”ができるかどうかが、備えのハードルを下げる近道になると強く感じています。
今回は、「そもそも防災備蓄とは?」という基本のお話と、一人暮らしや夫婦二人暮らしを想定した”小さく始められる防災備蓄におすすめの収納用品”をご紹介します。

執筆者:大木 聖美(おおき・さとみ)
横浜の暮らし評論家、整理収納アドバイザー、防災士。
「暮らしをラクに楽しく、サステイナブルに」をコンセプトに、片付けのプロとして個人宅やモデルハウス収納コンサルなど幅広く活動。
暮らしに関するセミナー講師や執筆、メディア掲載など出演多数。
著書
「みんなの買い物大全 – いま見直したい! 食材の買いグセ – (ワニブックス)」
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目次
そもそも防災備蓄とは?なぜ必要?
災害後の72時間は、ライフラインが止まり行政の支援が届かない“空白の時間”と言われています。
この間、自分や家族の命・生活を守るために準備することが「防災備蓄」です。
これは単なる“買いだめ”ではなく、必要最低限の安全と快適さを確保し「自分たちの生活を守る力」を整えることでもあります。
さらに近年は、自宅が安全で生活できる状況であれば「在宅避難」が推奨されています。
避難所に向かう際のリスク、混雑、プライバシーやストレスを考えると、住み慣れた自宅で過ごせるかどうかは非常に重要ですよね。
そのためにも、日常の暮らしの延長で備蓄を維持できる仕組みづくりが欠かせません。
どのくらいの期間を想定して備えればいいの?

ライフラインの復旧にはある程度の日数がかかるため、食料備蓄は最低3日分、できれば1週間分の備えが望ましいと言われています。
最近は特に「在宅避難」を前提とした1週間分の備え方が定着しつつあります。
防災士として現場の声や行政の発信を見ても、この“1週間”がスタンダードになりつつあることを実感しており、わが家でも同じ基準で準備しています。
在宅避難で実際に必要になるモノは?最低限の基準を知ろう
まずは「最低限これを備えておくと安心」というラインを知っておくと、準備が一気にラクになります。
▼ 最低限必要な在宅避難向け備蓄の例
水
1人1日3ℓを目安に。給水車から水を運べるタンク類もあると安心。

食料
白米だけでなく、魚・野菜の缶詰、フリーズドライのスープなどを組み合わせて。レトルトや嗜好品など幅広い備えを。

トイレ
1人1日5~8回分を目安に。個人差があるので普段の回数を把握しておくと正確です。

衛生用品
除菌スプレー、マスク、水がなくても使えるシャンプー、使い捨て歯磨きなど。

調理用品
カセットコンロ・ボンベ・使い捨て食器など。

電気と灯り
情報収集に必須。モバイルバッテリー、ソーラーパネルなど。
灯りは夜間の安全確保に欠かせません。
身を守るもの
ヘルメット、防災スリッパなど一度買えば長く使えるものが多い。
特別なもの
眼鏡・コンタクト、常備薬、暑さ寒さ対策など「ないと困るもの」。

生活機能を維持するためのものをイメージすると、自然と必要な備蓄が見えてきます。
本コラムに「2人×3日分の備えの目安リスト」も載せていますので、参考にしてみてください。
究極にシンプルな収納を使った、“最小限で最適”な備蓄

一人暮らしや夫婦二人暮らしの場合、人数が少ない分備蓄はしやすいのですが、置き場所に余裕がなく後回しになることも多いもの。
そんな時こそ、ちょっとしたデッドスペースにも収まる収納用品がとても便利です。

タイディアップボックスは、無駄のないスッキリとした形で空間を圧迫せず、どんなインテリアとも馴染むのが特徴。
暮らしの動線上に自然に置けるため、防災備蓄のハードルを下げてくれる収納としてとても優秀です。
半透明が“ちょうど良い”。中身が見えることで管理がラクに

全4色のラインナップはインテリアに合わせて選べますが、クリアは半透明で中身がほんのり見えるため「どこに置いたか忘れる」というありがちな失敗を防げます。
ホワイト・グレー・ブラックは生活感が出ず、インテリアに馴染む万能カラーです。
置き場所は
・パントリーの一角
・シューズクローゼット
・リビング収納
など、“生活動線上の小さなデッドスペース”が最適です。
インナーボックスで簡単カテゴリー分け

専用のインナーボックスが3個ぴったり収まり、カテゴリー分けがとても簡単。混ざらず管理がラクになります。
中身の入れ替わりが激しい動きのある「食品」はクリアで見やすく固定し、「衛生用品や灯り」はブラックでしっかり収納するなど、“動くものは透ける色、ずっと置くものは隠す色” と役割を分けるとさらに使いやすくなります。
一人暮らし・夫婦二人暮らしの“ちょうど良い備蓄”例
タイディアップボックス(深型・浅型)を使って実際に備蓄を収めてみました。
クリア(食品)

深型にはレトルトや背の高い食品を。浅型には缶詰、フリーズドライ、飲料、嗜好品など。普段の使用で減った分がすぐにわかるのでフードロス防止にもつながります。
ブラック(衛生・灯り・電気)

細かな衛生用品・消耗品・電気や灯りのアイテムをカテゴリーで明確に分けて収納。必要なものにすぐアクセスできます。
小さな収納だからこそ始めやすい。今日から“1箱だけ”でも準備を

防災備蓄は「一気に揃えよう」とすると負担が大きく挫折しがちです。
まずは収納する場所を決め、収納用品を1つ用意するだけでも十分。そこに必要なものを少しずつ足していけば、暮らしに馴染む備蓄が自然と整っていきます。
小さな備えでも、災害時には確かな安心につながります。
まずは“できるところから”。ご自宅の暮らしに合った方法で、ぜひ今日から少しずつ備えを整えてみてください。
次回は、ファミリー向けの防災備蓄と、用途別に考える備えのコツをお届けします。
今回のおさらい
・防災備蓄は「いつもの暮らしの延長線上にあるもの」
・災害後72時間の“空白の時間”を自分や家族の命・生活を守るために準備することが「防災備蓄」
・食料の備蓄は最低3日分、できれば1週間分の備えが望ましい
・まずは最低限、備えておくと安心なものを確認
・収納に困ったら、暮らしの動線上に自然に置ける「タイディアップボックス」がおすすめ
・一気に揃えようとせず、必要なものを少しずつ足していく

スタッフコメント
大木さんのお話から伝わってくるのは、防災備蓄は「特別な準備」ではなく、暮らしの延長線上で、無理なく続けられることが何より大切だということ。収納場所を決め、入れ物を用意し、必要なものを少しずつ揃えていく。その積み重ねが、いざという時の安心につながります。ライクイットの収納アイテムは、日常の空間に自然になじみながら、防災備蓄を“続けやすい形”に整えるための道具。ご自身の暮らしに合った方法で、今日から小さな備えを始めてみてください。このコラムが、在宅避難を見据えた防災備蓄を考えるきっかけになれば幸いです。
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