
前回は「小さな収納から始める一人暮らしや夫婦二人の防災備蓄」ということで防災備蓄の大切さと備えの基本についてお伝えをいたしました。
どのようなものがどのくらい必要か気になる方はぜひコラム前編をご覧くださいね。
ただ、家族がいる家庭では、防災備蓄の“量”も“種類”も、一人暮らしや夫婦ふたり暮らしとは比べものになりません。
人だけなら「なんとかなる」ことも、子どもや高齢者、ペットがいればそうはいきません。
そこで今回は、大容量収納用品を使い、在宅避難を前提とした“家族を守る防災備蓄”を紹介します。

執筆者:大木 聖美(おおき・さとみ)
横浜の暮らし評論家、整理収納アドバイザー、防災士。
「暮らしをラクに楽しく、サステナブルに」をコンセプトに、片付けのプロとして個人宅やモデルハウス収納コンサルなど幅広く活動。
暮らしに関するセミナー講師や執筆、メディア掲載など出演多数。
著書
「みんなの買い物大全 – いま見直したい! 食材の買いグセ – (ワニブックス)」
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目次
「在宅避難前提」で増える備蓄量

前編でもお伝えしましたが、近年は自宅が安全で生活できる状況であれば「在宅避難」が推奨されています。
特に小さな子どもや高齢者がいるご家庭では、避難所に向かう際のリスク、混雑、プライバシーやストレスを考えると、住み慣れた自宅で過ごせるかどうかは非常に重要!
そのためにも、家族の人数×最低3日〜1週間分の備蓄が必要になってきます。
備えの基準のおすすめはやはり1週間分!量が増えるからこそ、収納用品の選び方も大切になってきますね。
全部を完璧に備えなくても大丈夫。代用できる備えを知っておこう
家族の人数分となると、その量に圧倒されて備えが進まなくなる…という声をよく耳にします。
また「専用のものをすべて揃えなければ」と思いがちですが、実は今の暮らしの中にあるものが、十分に備えとして役立つケースもたくさんあります。
すでにあるものを「備えとして認識する」だけでも、準備のハードルはグッと下がります。
水は「非常用」だけに頼らなくていい

飲料水は備蓄の中でも特に重要ですが、非常用の水だけで考える必要はありません。
冷蔵庫に常備しているお茶や冷凍庫の氷も、いざという時には立派な水分補給になります。
ウォーターサーバーがあるご家庭なら、そのタンクの水自体がしっかりとしたストックです。
また、アウトドアショップなどでは小型の携帯用浄水器も販売されており、お風呂の残り湯などを飲み水に変えられるものもあります。
500mlのペットボトルで水を備えておけば、直接飲めるため紙コップなどを用意する必要もなく便利。
普段の外出時に持ち歩き、減ったら新しいものを買い足すことで、自然にローリングストックもできます。
食材は「いつもの味」が一番の安心
防災用だからといって、すべてをレトルト食品で揃える必要はありません。
冷蔵庫や冷凍庫のものも備蓄の一部ですし、普段から食べ慣れているお気に入りの缶詰を少し多めに備えておくだけでも、立派な防災備蓄に。
乾物、ゼリー、ドライフルーツなども取り入れると、食のバリエーションが広がります。

特に大切なのは、家族全員が知っている味であること。
災害時に初めて口にする味は、思っている以上にストレスになります。
一度みんなで食べてみて「これ美味しいね」と確認しておくことで、もしもの時も安心して口にでき、心を落ち着かせる助けになります。
トイレや電気も「使い慣れる」ことが備え
非常用トイレを使う場所は、トイレ。ということでトイレ内に備え、家族全員が置き場所を把握しておくと安心です。
一度実際に使ってみることで、いざという時もひるまず使えるようになりますよ。
太陽光パネルや充電器、あかりについても、普段からぜひ使ってみて!
わが家では夏至と冬至の日を目安に、点検を兼ねて防災用品だけで過ごす日を作っています。
暗さを体感し電気の大切さに気づく「備えの点検日」になっています。
日用消耗品や衛生用品も、いざという時の心強い備えに
紙皿や紙コップは、アウトドアレジャーやパーティーなど普段使いもでき、災害時には洗い物を減らせる便利なアイテム。インフルエンザなどの感染症対策として、使い捨てできる点も安心です。

ラップはお皿に巻いて使えば水や洗剤を使わずに済み、片付けの負担を軽減できます。
また、水を使わないシャンプーや個包装されたボディタオルは、体調がすぐれず入浴できない時や断水時にも役立ちます。
こうした日用消耗品や衛生用品は、普段の暮らしで使いながら、そのまま防災備蓄を兼ねることができる心強い存在です。
家族の備蓄は「まとめて・わかりやすく」大容量収納で管理する
家族分の備蓄は「ひとまとめ」が安心
それでも家族分の防災備蓄を考えると、どうしても量は増えがち。
あれこれ分散して収納するよりも、「どこに何があるか」が一目で分かり、必要な時にまとめて取り出せる収納があると安心です。
大容量で丈夫。家族備蓄に向くスタックアップコンテナー
そこでおすすめしたいのが、「スタックアップコンテナー」。
大容量で耐久性が高く、家族分の防災備蓄をまとめて収納するのにとても向いています。
3段までスタッキングが可能なので、スペースを有効活用できるのも魅力です。

出しっぱなしでもOK。インテリアになじむカラー展開
カラーは全5色。
どれも落ち着いたおしゃれな色味なので、インテリアを邪魔せず、リビングや納戸に出しっぱなしでもOK。
「防災用品だから隠す」のではなく、好きな色を選んで気分を上げながら、いつもの暮らしの中に自然に取り入れてほしい収納です。
深型・浅型を使い分けて、見やすく収納

サイズは深型と浅型の2種類。
深型にはカセットコンロや給水ボトル、2リットルの水も余裕で入り、かさばる防災用品の収納に最適です。
浅型には500mlのペットボトルやレトルト食品を立てて収納できるので、中身が見やすく、取り出しもスムーズ。
インナーボックスを使えば、種類別に仕切ることもでき、管理がぐっとラクになります。
持ち運びやすく、日常使いもできるから続けられる

ハンドルはしっかりと握りやすく、持ち運びもしやすい設計。
非常時にまとめて運び出したい時や、備蓄の入れ替え時にも扱いやすいと感じています。
防災備蓄だけでなく、キャンプ用品やアウトドアレジャー、日用消耗品の収納としても活用できるため、「使い続けながら備える」ことができるのも大きなポイントです。
大容量収納のメリットは「周知徹底」と「管理のしやすさ」

スタックアップコンテナーのような大容量収納は、
・「ここに防災用品が入っている」と家族に伝えやすい
・重いもの、かさばるものもひとまとめにできるから管理がラク
・必要な時に一気に取り出せる
というメリットがあります。
置き場所は、
・納戸
・クローゼットの足元
・玄関収納の下段
など、重さを考えて「低い位置」がオススメです。
用途別にボックスを分けると、家族全員が迷わない
ここからは、大容量収納ならではの分類例をご紹介します。
用途ごとにボックスを分けておくことで、「何がどこにあるか」が一目で分かり、家族全員が迷わず使える備えになります。
食材

浅い収納にインナーボックスを入れ、レトルト食品を種類別に立てて収納すると管理がぐっとラクに。
賞味期限が見える向きで入れたり、分かりやすい位置にマジックで日付を書いておくのもおすすめです。
「手前のものから食べる」「新しく買ったものは奥にしまう」など、簡単なルールを決めておくだけでフードロス防止にもつながります。
缶詰類は、表記が見えるよう横に倒して収納すると中身が分かりやすく、普段の食事にも自然に取り入れやすくなりますよ。
食にまつわるモノ

カセットコンロやガスボンベ、紙皿・紙コップ、水など、これさえあれば食事の準備ができるものをひとまとめに収納します。
断水時に備えて、給水タンクもぜひこのボックスに加えておきましょう。
食に関する備えが一か所にまとまっていると、非常時も落ち着いて行動できます。
身を守る衛生用品一式

非常用トイレ、トイレットペーパー、ボディタオル、除菌ティッシュ、マウスウォッシュ、マスクなど、ここを開ければ「身体を清潔に保つためのもの」が一式そろうボックスです。
水を使わないシャンプーなどは、パッケージに使用量の目安が記載されていることが多いので、家族の人数や日数に合わせて購入数を調整すると安心です。
大容量収納だからこそ“見える化”の工夫

せっかく整えた備蓄だからこそ、少しの工夫で「見える化」しておくと、普段も気兼ねなく使え、いざという時にもすぐ役立つ備えになります。
・ラベルを貼る
・何が入っているかを書いたメモを収納のフタ裏に貼る
・年2回、中身を点検する(3月と9月など)
管理を“仕組み化”することで、防災備蓄は特別なものではなく、家族全員が自然に扱える日常の一部になっていきます。
特別な備えこそ、忘れずに準備を

特別なモノほど、いざという時に手に入りにくく、代用がききません。
だからこそ普段から少し余裕を持って備えておくことが、もしもの時の安心につながります。
- 乳児:ミルク、離乳食、おむつ、ケアグッズなど
- 高齢者:介護食、服薬、おむつ、追加の防寒具など
- ペット:ペットフード、ペットシーツ、必要に応じてケージ周りの用品
また、常備薬がある方は、最低でも1週間以上の余裕を持ったサイクルで備えておくことをおすすめします。
「いつものものが、いつも通り使える」ことが、非常時の大きな安心材料になります。

まずは1ボックスから。家族で「備えを共有する」ことが第一歩
防災備蓄は、完璧を目指すほど動けなくなってしまいます。
まずは大容量収納をひとつ用意し、食にまつわるものや衛生用品などまとめて入れるところから始めてみてください。
そして「どこに何があるか」を家族全員で共有することが、いちばん大切な備えになります。
防災備蓄は、特別なことではなく、暮らしの中に組み込んでいくもの。
収納の力を借りながら、家族が安心して在宅避難できる仕組みを、少しずつ整えていきましょう。

スタッフコメント
大木さんのお話からあらためて感じたのは、家族の防災備蓄は、量が増える分「大変そう」と感じがちですが、「完璧を目指さず“続けられる形”をつくること」が何より大切だと伝わってきます。
大容量収納でまとめて管理し、今ある暮らしの中のものを備えとして活かす——その視点が、在宅避難の安心につながります。
ライクイットの収納アイテムは、生活動線に自然になじみながら、防災備蓄を無理なく続けるための心強い存在。
このコラムが、ご家族に合った防災備蓄を考えるきっかけになれば嬉しいです。
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