
“ はこ(箱)” は入れるだけでなく取り出しやすさも重要。
整理収納アドバイザーのNagisaさんに、ファイルボックスやタイディアップボックスの選び方や色の使い分け、子どもが片付けやすい工夫を伺いました。
取材・文=竹村真奈

Nagisa(なぎさ)
福岡在住の整理収納アドバイザー、収納スタイリスト。
3LDKマンションに息子2人と単身パパの4人家族。
“住まいのクセ”を見抜き、モノと人の動線をつなげる“ 暮らし最適化スタイル ”を提唱。
著書
「自分時間を作りだす 5倍速家事(Gakken)」。
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目次
出し入れのしやすさが最優先

――箱収納を選ぶ際に一番大切にしていることは何ですか。
「とにかく“片手で出し入れできるか”です。
『A4ファイルボックス 2個組』は棚の立ち上がりに引っかからず、スッと出せるところがポイント。
両手を使わないと出せないような収納だと、子どもは面倒に感じて片付けなくなってしまいます。
動作を軽く、シンプルにすることが、片付けが続く最大のコツです。」

――色はどのように選んでいますか。
「置く場所や使う人で変えています。
中身を見せたい場所や子どもが使う場所は半透明の『ファイルボックスワイド』。
埃が気になる場所や黒い家具の中はグレーを選びます。
リビングなどインテリアに馴染ませたい場所では黒を使うこともあります。
色によって“見え方”や“掃除のしやすさ”が変わるので、実用性とデザイン性を両立させています。」

――「タイディアップボックス」の魅力を教えてください。
「仕切りを動かせるところが気に入っています。
私はテレビボードの引き出しにボックス本体を入れて、仕切りの役割をするインナーボックスにガジェットやケーブルを入れています。
直角の箱は辺がしっかり当たるので、定位置が自然に決まって見た目も整ってスッキリしますし、出し入れもスムーズ。
急な来客があっても慌てずに済みます。
黒い引き出しには『タイディアップボックス』のグレーを合わせて、埃が目立ちにくいようにしています。」

箱に合わせて買いすぎ防止

――キッチンではどのように活用していますか。
「キッチン裏の棚にグレーの『コンテナースリム(浅)』を並べて、ストックを収納しています。
持ち手があるので片手でサッと引き出せるし、中が見えない分、見た目もすっきり整います。
お菓子だけは子どもが迷わないように定位置を固定しました。
お菓子は誘惑が多いので(笑)、場所を固定すると家族全員が管理しやすくなります。
ストックの管理も以前はワイドタイプを並べて細かく分けていましたが、結局二度手間になることが多かったんですね。
今は箱を小さめにして、その分ストック量を減らす方向に切り替えました。
箱のサイズを上限にすると“これ以上は買いすぎ”とわかるので、自然と管理できるようになります。」

――透明と不透明の使い分けは?
「探し物が多い家族には透明が向いています。
隠したい場所や埃が気になる場所にはグレー。
ラベルで管理するより“見え方”で迷いを減らすイメージです。
透明だと在庫の有無がすぐわかりますし、グレーだと見た目がすっきり整い、埃が目立ちにくいので掃除も楽になります。」
収納を日々アップデート
――子どもが片付けやすくする工夫はありますか。
「“ワンアクションで片付けられる箱”を選ぶことです。
持ち手がある、片手で戻せる、低い位置に置ける。
こうした条件が揃うと子どもも自然と戻します。
ちょっとでも面倒だとすぐやらなくなるので、動作を極力減らすことが大事なんです。
最近取り入れた事なんですが、お菓子を兄弟で分けず共有の箱にまとめたんです。
以前は分けていたので管理が大変でケンカのもとにもなっていましたが、共有にすると箱ひとつで収まり、ケンカもなくなりストックも減りました。
“これ以上は入らない”と箱自体が教えてくれるので、買いすぎも防げるようになりました。」
――在宅ワークのときはどうですか。
「デスク横に置いてノートPCやケーブルをまとめています。
浅型の箱を選べば、必要な書類もスッと取り出せる。
“片付ける”というより“住所を決める”だけで、毎日の作業効率が上がりました。
軽いので持ち運びも簡単。
色やサイズを揃えておけば、新しい場所にもそのまま移動できます。」

――オプションパーツはいかがでしたか。
「『クローゼットシステム』に『竹製天板』を組み合わせると上面がフラットになるので、バッグやランドセルの仮置きが安定します。
まるで家具の一部のように見えるので、リビングやクローゼットにも馴染みます。
耐荷重も増すので、重いモノを安心して置けるのも魅力ですね。」
――収納ケースという「箱」がさらに使いやすくなったということですね。
箱は“出しやすさが9割”

――家の中にたくさんの箱収納を活用されているNagisaさん。
「専用家具と違い、生活の変化に柔軟に対応できるのが箱収納の最大のメリットですね。
箱は “ 出しやすさが9割 ”。
片手で引ける、戻せる、見渡せる。
この3つが揃えば、片付けは自然に続きます。
色や素材は暮らしや家族に合わせて選び、専用に縛られず柔軟に使ってください。
箱はモノを増やすためではなく、増えすぎを防ぐための道具。
暮らしの中でぜひ試してみてほしいです。」

取材・執筆協力
竹村真奈(たけむら・まな)
暮らし、インテリア、ライフスタイル分野を得意とする編集者・ライター。数多くの書籍や雑誌の制作に携わり、特に心地よい暮らし方、収納、家事といったテーマで、読者の実生活に役立つ具体的な情報を発信しています。
著書「小さな家、建てました」など
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