
電子レンジで温めても、おいしいごはんを食べたい。
そんな日常の小さな願いから生まれたのが、「蒸気であたためる冷凍ごはん容器」です。
ライクイットの人気商品「米とぎにも使えるザルとボウル」の考え方を受け継ぎながら、蒸気の流れや持ちやすさ、収納性まで細かく設計されています。
今回は、この製品のデザイン・設計を手掛けたプロダクトデザイナー・小関隆一さんにインタビュー。
「ごはんをおいしく温める」というシンプルな目的を、どのように形にしていったのか。開発の裏側や設計に込めた工夫について伺いました。

目次
「ごはんがおいしい」を形にする
――蒸気であたためる冷凍ごはん容器
ライクイットの人気商品「米とぎにも使えるザルとボウル」。
その考え方を受け継ぐアイテムとして誕生したのが、「蒸気であたためる冷凍ごはん容器」です。

――設計時にこだわったポイントを教えてください。
「市場にはすでに多くの冷凍ごはん容器があります。
その中で、ライクイットとしてどのような価値を提供できるかが、設計するうえでの大きな課題でした。
そこで着目したのが、『米とぎにも使えるザルとボウル』が持つ合理性と、象徴的なフォルムです。」

「さらに、
・片手でも扱いやすいこと
・熱々のごはんでも取り出しやすいこと
・蒸気を適切に逃がせること
・スタッキングして収納できること
といった要件を整理していきました。
その中でも大きなポイントになったのが、
『底面は丸く、上面は四角くする』
というアイデアです。
丸い底面と四角い上面を組み合わせることで生まれる角の空間を、水蒸気や空気の循環経路として活用できないかと考えました。」

「最終的には、内容量やサイズも細かく調整しながら、使いやすさと機能性をコンパクトな形の中にまとめています。」
アイデアを形にするまで
――試作を重ねて確かめた、蒸気の流れ
形や構造を考えるだけでなく、実際にごはんをおいしく温められるかどうかを確かめることも、製品づくりでは欠かせません。
――蒸気の流れや使い心地は、どのように確認されたのでしょうか。
「設計段階では、『こうすれば機能するはずだ』と考えながら形をつくっていきました。
ただ、実際にどのように機能するかは、試作品で確認してみなければ分かりません。
そこで3Dプリンターで試作モデルをつくり、実際にごはんを温めながら検証しました。
想定していたように蒸気が流れ、きちんと機能していることを確認できたときは、正直ほっとしましたね。
その後もライクイットの開発チームと一緒に細かな調整を重ねながら、完成形へと仕上げていきました。」

デザイナーが実践する使い方
――小関さんご自身も、この冷凍ごはん容器を使われていますか?
「自分でも購入して、普段から使っています。
多めに炊いたごはんを保存するのはもちろんですが、肉まんを温めるときなどにも使っていますね。
気づけば10個以上持っています。
蒸気を逃がすための構造なので、密閉する保存容器とは少し性質が異なりますが、ちょっとした食材を入れておくなど、普段使いの容器としても活躍しています。」


「個人的には、片手でサッと扱えるところが気に入っています。
冷凍庫から取り出して、電子レンジで温めて、そのまま食卓へ。
一連の動作をスムーズに進められるので、テキパキと作業できる感覚があって心地良いですね。
カラーはグレーとグリーンが好みです。
クリアも中身がひと目で確認できるので、使いやすいと思います。」


スタッフコメント
今回のお話を伺い、印象的だったのは、「ごはんをおいしく温める」というシンプルな目的のために、蒸気の流れや形状、持ちやすさ、収納性まで細かな検討が積み重ねられていることでした。
普段何気なく使っていると、その一つひとつを意識することはないかもしれません。
けれど、考え抜かれた工夫があるからこそ、使う人は迷わず、自然に心地よく使うことができる。
さらに、小関さんご自身が10個以上愛用され、ごはんだけでなく日々のさまざまな場面で活用されていることからも、この製品の使いやすさが伝わってきました。
毎日の食事に欠かせないものだからこそ、おいしさも、使いやすさも大切にしたい。
「蒸気であたためる冷凍ごはん容器」には、そんな日々の小さな心地よさを形にする、ライクイットのものづくりが詰まっています。
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660 円(税込)
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