ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らし。インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。
お部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。
地域セミナー、企業向けセミナー、執筆など幅広く活動中。
どこに備蓄を収納したらいいの?どんなものを備蓄したらいいの?など悩むポイントが多い防災備蓄。
今回は整理収納アドバイザーが実践している防災備蓄のコツをお伝えしていきます。
自分の家に合った場所に防災備蓄コーナーを作る
備蓄の収納は住居のタイプ(一軒家、マンション、アパート等)、家族構成や人数、ライフスタイルによっても変わってきます。
防災備蓄の場合は頻度が低いので、普段は取り出しにくい場所でも大丈夫。家族がどこに備蓄が収納されているかを知っていて、非常時に取り出せれば良いのです。
押入れやクローゼット、シューズクローゼット等がある方は、そこに防災備蓄スペースを作るのがおすすめです。
普段使うものは手前、取り出しやすい位置に。備蓄は奥や取り出しにくい位置へ収納してみましょう。
我が家は47㎡のマンションに2人暮らし。
収納場所が少ないためリビング空間に出しておいてもインテリアに馴染むボックスを備蓄の収納として使用しています。
使っているのはライクイット スタックアップコンテナー83(インナーボックスセット)ブラック
洗練されたデザインでリビング空間にあっても違和感がありません。
むしろ見せておきたいくらいスタイリッシュ!
カラー展開もホワイト、ベージュ、グリーン、ブラック、グレーの5色展開で自分の部屋に合った色を選んで楽しむことができます。
お家が狭く備蓄を置く収納がないとお悩みをお持ちの方におすすめの商品です。
お家のタイプごとには変わってきますが、家族とその場所をしっかりと共有しておけば、いざという時に備えられます。
防災備蓄に関わらずですが、収納は家族全員が場所を知っておくこと、もしくはわかるようにしておくことが重要です。
どんなものを用意すればいい?
さて、収納の場所が決まっても、どんなものを用意したらいいのだろう?と思う方も多いはず。
おすすめをご紹介していきます。
1.食品を備蓄(食べ慣れた食品をローリングストック)
災害時の不安や身体的負担は予想をはるかに超えます。
災害時の場合、食べ慣れないものは喉も通らないことがあるかもしれませんので、普段から食べ慣れた家族が好きなレトルト食品や賞味期限が長いパンなどを備蓄しておくことがおすすめ!
スーパーにお買い物に行った際に自分の家の備蓄には何が向いているだろう?家族が好きで食べ慣れている食品は何かな?と考えていただき、
少しずつ買い足して準備しておくことをおすすめします。
ローリングストックも兼ねて、購入してみた備蓄食品。購入した後は、普段使いのストック場所へ収納しましょう。
入りきらない場合は、別の場所に定位置を作ってみるのもよし。
ローリングストック法とは日常的に非常食になり得るものを食べて、食べたら買い足すというのを繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法です。
ローリングストック法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並ぶので安心して食事を採ることができます。
我が家は月に1回、レトルトや缶詰を食べて食品備蓄を回しつつ、賞味期限を確認したり、味見をしたりしています。
また長期保存食品をネットで一括で届けてもらい試食してみるのもありですね。
普段の食品ストック庫に防災備蓄食品も収納されているイメージです。
食品の備蓄収納に使用しているのは、浅めのコンテナ。
ライクイット スタックアップコンテナー53(インナーボックスセット)ブラック
レトルト食品や長期保存食品のサイズ感にピッタリで数量の把握がしやすく収納力があります。
そして、コンテナ本体から非常食などの高さが少しはみ出しても、蓋の空間に余裕があるのでスッキリ閉まるようになっています。
スタッキングもできるので押し入れや玄関収納が広い方は積んでおくことも可能ですね。
2.水を備蓄(ローリングストック)
お水は避難生活に欠かせないもの。
暑い時期は特に水分不足になると身体の機能が著しく低下します。
現在お水の備蓄がない方はすぐに準備を始めることが大事です!
現在は長期保存水もネット購入できますし、ホームセンターで販売されている場合もあります。
もしくは長期保存水でなく、通常のミネラルウォーターをローリングストックして備蓄するのもありです。
家の収納状況などを準備万端にするのはなかなか難しいので、まずは備蓄を始めてみること。それがとても重要です。
それが非常時にピンチを救ってくれる境目かもしれないと思っています。
一般的に飲料水の備蓄は、家族1人につき1日3リットル×3日分(1人あたり9リットル)が目安といわれています。
これは最低限の量。
収納場所を確保して7日分、10日分と確保することをおすすめしますが、収納場所を一気に作るのは大変..と感じてしまう方もいるかもしれません。
そんな方はまずお水1ケースを購入して収納場所を作り、そこから少しずつ増やしていきましょう。
最初から揃えなくても少しずつ準備をしていけば大丈夫です。
高さのあるお水の備蓄に使用しているのは、深めのタイプのコンテナ。
ライクイット スタックアップコンテナー83(インナーボックスセット)ブラック
頑丈で上に人が座っても大丈夫。災害時も安心でデザインもスタイリッシュ!
アウトドアの際、テーブルにも使える万能ボックスです。
防災備蓄 ライクイットスタックアップコンテナー
2Lのペットボトルも収納可能!
3.簡易トイレや衛生用品
食品や水のほかに災害時に困るものは、市販されている防災リュック等を購入して賄える場合がありますが、
気をつけなければいけないものに簡易トイレや衛生用品があります。
内閣府は、避難所等に仮設トイレが届くまでに早くても3日はかかるとしているそうです。
それまでは自分たちでトイレの環境を整えておくことが大切かもしれません。
お家で避難生活をされる方はなおさらですね。
トイレの平均回数は大人1日5回。
例えば4人家族が3日分備蓄するとなると、
5(回)×4(人)×3(日)=60回分必要になります。
トイレの数量に迷った時は上記の計算をしてみてくださいね。
またおむつや衛生用品も同じく備蓄しておくことをおすすめします。
食品や水、トイレや衛生用品をそれぞれのボックスに分けて収納しておくと、わかりやすいかもしれません。
ライクイットスタックアップコンテナー
スタッキング可能!見た目もスタイリッシュ!
防災備蓄を始めるのってとてもハードルが高く感じますが、自分ができるところからで大丈夫!
まずはやってみることが大事!準備をしていくうちにどんどん、家族も自分も安心の備蓄が出来上がっていきます。
とりあえずやってみよう、というところから始めた防災備蓄が後々、私たちのピンチを救ってくれる時が来るかもしれません。
もちろん、これを機に防災備蓄を万全にしよう!と記事を読んで感じた方は今日からどんどん揃えていってみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。