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アメリカに住む整理収納アドバイザーが使うlike-itアイテム

どのようなお家にもあるクローゼット。クローゼットといっても、その形はさまざまで、奥行きの大きなものから、ウォークスルータイプ、さらにはウォークインタイプなど、お家によって異なります。

そのような中でも、特にマンションに多いのが、L字タイプのクローゼット。中古で購入したわが家にも、L字クローゼットがあります。いくらクローゼットの収納スペースが大きくても、空間をうまく使いこなせていなければ、デッドスペースを生み出してしまうことに。

そこで今回は、L字クローゼットを使いやすい空間にするために、収納を作る時のポイントを5つご紹介します。L字クローゼットでなくても、収納作りのヒントが見つかるはず。ぜひ参考にしてみてください。

1.収納するモノを厳選する

収納スペースが広いほど、不要なモノが埋もれてしまう、そのようなことはよくあります。とりあえずで入れてしまっているものはないか、一度、「整理」をしてみましょう。「整理」は、いるモノといらないモノを仕分けること。不要なモノが紛れていると最適な収納をつくることはできません。

収納するモノを厳選する

いざ「整理」をしようとしたときに、「不要なモノは捨てなければいけない」と考える方も多いですが、それは間違え。迷ってしまうモノやスムーズに手放せないモノは、すぐに捨てなくても大丈夫です。

まずは仕分けをして、迷っているモノは別の場所に保管するのも一つの方法。「整理」は、今の暮らしに必要なモノを使いやすく収納するために、大切なステップです。じっくりモノと向き合って、お片付けの第一歩として、「分ける」作業をまずはやってみてください。

2.ゴールデンゾーンを意識する

目線の高さから腰高の位置までのエリアは、「ゴールデンゾーン」と呼ばれ、モノを出し入れしやすい高さと言われています。背を伸ばしたり、しゃがんだりすることなく出し入れできる位置のことです。このゴールデンゾーンを意識して収納をつくるだけでも、使いやすい収納をつくることができます。

ゴールデンゾーンを意識する

逆に、クローゼットの高い位置の収納は、出し入れしづらいため、季節外の服や、年に1度使うモノなどを収納するのがおすすめ。そうすることで、ゴールデンゾーンによく使うモノだけが収納され、リバウンドしにくい収納になっていきます。

ゴールデンゾーンを意識する

ゴールデンゾーンは目線より少し低い位置なので、クローゼットなどでは引き出し収納を使うのも有効的。

ゴールデンゾーンを意識する

引き出しの中を立てる収納にしておけば、引き出しを開けたときに、どこに何が入っているのかわかりやすく、一目で目的のモノを出し入れすることができます。

3.使用頻度を考える

L字クローゼットで最も難しい「角のスペース」は、引き出しも置けず、どのように使用すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここで大切なのが、使用頻度を考えること(そのモノをどれくらいの頻度で使うのか)です。

使用頻度を考える

この角のスペースは出し入れのしにくい場所。つまり、たまにしか出し入れしないモノを収納すれば良いのです。

使用頻度を考える

わが家の場合、角のスペースには数ヶ月に1度使うスーツケース、さらには防災備蓄を収納。上の棚の角のスペースには、思い出グッズや夏のプールセットなどを収納しています。

使用頻度を考える

さらに、この使用頻度に応じた収納は、引き出しの中でも、活かすことができます。子供たちのトップスを入れている引き出しは、手前と奥で空間を2つに分けています。

使用頻度を考える

手前は、今のシーズンに着る服で、少し引き出しを開けるだけで取り出せるように。また、引き出しの奥は、少し涼しくなってきたら着る服を収納。毎日着る服を優先的に出し入れしやすい場所に収納するのです。
そうすることで、出し入れしやすいだけでなく、頻度の異なるものが混在せず、引き出しの中がごちゃごちゃになってしまうこともありません。

4.色味に統一感を出す

モノが散らかっているわけではないのに、なぜかクローゼットがごちゃごちゃに見えてしまう…という方も多いのではないでしょうか。そのような方は、色に着目してみるのもひとつの方法。

色味に統一感を出す

例えば、大きさも色もバラバラのハンガーを使っているのであれば、形と色を統一させて見るだけでもガラリと印象が変わります。

色味に統一感を出す

また、収納の高さがチグハグになっているとそれもスッキリ見えなくなってしまう要因に。収納ケースの高さを揃えたり、色味を統一するだけでもスッキリ見せることができるのでおすすめです。わが家のクローゼット収納も、高さや色味がバラバラだった状態から、色味を統一することで驚くほど統一感のあるクローゼットに変わりました。

5.収納の高さを意識する

収納を考えるときに大切なのが、出し入れしやすい高さを意識すること。子どもが使う場合、大人と比べると出し入れしやすい収納の高さは異なります。

収納の高さを意識する

例えば、わが家のクローゼットの引き出し収納には、子ども服を兄弟ごとに分けて、引き出し収納にしています。子供たちが最も出し入れしやすい高さ(上段)にはトップスを、次に出し入れしやすい高さ(中段)にはボトムス、しゃがんで出し入れしなければならない高さ(下段)には、季節外の服を収納しています。

収納の高さを意識する

「しゃがむ」という、なんてことない動作であっても、毎日のこととなるとそれが面倒くさいにつながってしまうこともあるのです。収納を考えるときには、使う人の出し入れしやすい高さを意識して収納場所を決めてみてくださいね。

今回は、「スッキリ使いやすい、L字クローゼット収納のつくり方」をお伝えしました。クローゼットが使いにくいと思っている方や、収納を見直したいと考えている方は、今回ご紹介した内容をぜひチェックしてみてください。

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