手持ちの服を把握できなければ似たようなアイテムを買ってしまったり、欲しい服を見つけられず時間を無駄にしたりするかもしれません。
クローゼットの服を断捨離すると、整理整頓でき服選びが楽になります。
この記事では、クローゼットを断捨離したい人向けに、断捨離する服を見極めるポイントや注意点などを解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
断捨離とは
断捨離は、不要なものを手放し、物への執着を手放す考え方です。物を捨てる行為そのものは、断捨離ではありません。
断捨離を理解していなければ、一旦は所有する服を減らせても、時とともにクローゼットが服でいっぱいになる恐れがあります。断捨離を正しく理解し、シンプルでストレスの少ない生活を実現しましょう。
クローゼットの服を断捨離する5つのメリット
断捨離すると、クローゼット内だけではなく生活にもよい効果がもたらされます。クローゼットの服を断捨離するメリットを解説します。
クローゼットがスッキリする
不要な物を処分することでクローゼットがスッキリすると、日々の整理・収納が楽になり、きれいな状態を維持できるようになります。
また、窮屈な場所に無理に収納せずに済めば、服のシワや破れ、型崩れなどのリスクも抑えられます。
毎日の服選びが楽になる
服の選択肢が少なくなれば、コーディネートを組む時間を短縮できます。
断捨離した後のクローゼットには、お気に入りの服や必要な服しか残っていないためです。
たくさんの服に埋もれて見つけられなかった服が、断捨離後はすぐに見つけられます。また、組み合わせが限られるため、次第に着回し力を鍛えられます。
自分らしいスタイルがわかる
断捨離で手放す服を考えるうちに、好きな服や自分に似合う服を理解できるようになります。
最終的にクローゼットに残った服が、自分らしいスタイルを作るヒントになるでしょう。コーディネートの方向性が分かれば、毎日の服選びが楽しくなります。
無駄遣いが減る
よかれと思って買った服のいくつかが無駄な物だったと自覚できれば、今後の服の購入により慎重になれます。
不要な服を手元に置く必要はないと理解していれば、買い物をしなくてもストレスは溜まらないでしょう。無駄遣いがなくなれば、次第にお金が貯まります。
時間に余裕ができる
断捨離後は、クローゼット内の物を探す時間を省けるため、時間に余裕ができます。
忙しい朝の時間帯に余裕が持てると、気持ちよく1日を始められるかもしれません。さらに、クローゼット内を掃除する時間や、コーディネートを考える時間も、断捨離によって削減できる可能性があります。
クローゼットの服を断捨離するタイミング
衣替えや大掃除は、断捨離にぴったりのタイミングといえます。クローゼット内のアイテムを取り出せると、手持ちの服すべてを把握できるためです。
断捨離した後も、新しい服を買ったとき、服が傷んできたときなどは、定期的に手持ちの服を見直しましょう。
クローゼットの服を断捨離するタイミング
慣れないうちは、手放す服を選ぶ際に時間がかかるかもしれません。断捨離する服を見極めるポイントを解説します。
1年着ていない服
1年以上着ていない服は、断捨離のターゲットとなります。一定期間着ていないということは、今後も着る可能性が低いと考えられるためです。また、流行のデザインは、流行が終わると古臭く感じられる場合があります。
劣化がある服
劣化した服を着ていると、不衛生な印象を与えかねません。傷みや色褪せ、汚れのある服も、断捨離をおすすめします。
思い入れのある服の場合は、リメイクして小物にする、写真を撮ってから処分するなど、後悔しにくい手放し方を検討してみましょう。
サイズが合わない服
体型の変化によりサイズが合わなくなった服も、断捨離を検討しましょう。
サイズが合わない服を無理に着ても、しっくりくるコーディネートにはなりません。たとえ将来、再び着られるようになったとしても、すでに流行や自分の趣味が変わっている可能性があります。
断捨離で後悔しないための注意点
断捨離には、服を処分しすぎて後悔するリスクがあります。断捨離で後悔しないための注意点を解説します。
クローゼットからすべての服を出す
すべての服をクローゼットから取り出して、全体を把握してください。「今日はこの引き出しだけ」というように、一部分だけ断捨離したところで、後から同じような服が出てくると効率よく断捨離を進められません。
着回しできる服は捨てない
着回ししやすい服は手元に残しておきましょう。シンプルでベーシックな服は、着回ししやすい服といえます。着回ししやすい服があれば、所有する服が少なくてもおしゃれを楽しめます。
悩む場合は保留にする
手放すべきか迷った服は、無理に判断せずにいったんキープしておきましょう。考え続けると断捨離が進まなくなりますが、焦って手放すと後悔する恐れがあります。時間が経ってから改めて服と向き合い、冷静に処遇を決めましょう。
断捨離で後悔しないための注意点
断捨離には、服を処分しすぎて後悔するリスクがあります。断捨離で後悔しないための注意点を解説します。
断捨離した服の処分方法
劣化が少ない服は、売ったり譲ったりして有効活用しましょう。断捨離した服の処分方法を解説します。
売る
状態がよい服なら、フリマアプリで販売したり、リサイクルショップで買い取ってもらえたりする可能性があります。出品や店舗への持ち込みには手間がかかりますが、服が売れると臨時収入を得られます。
譲る
必要としている身近な人に無償で譲る、寄付を受け付けている団体に送る、といった方法も検討しましょう。アパレルメーカーやショッピングモールのなかには、店舗内に服の回収ボックスを常設しているところも見られます。
捨てる
服を捨てる際は、自治体のゴミの分別ルールに従いましょう。自治体によっては、不要な衣類を可燃ゴミとして処理するときは他のゴミと分けて出したり、古着を分別回収していたりする場合もあるため、確認をおすすめします。
断捨離後の買い物の仕方
断捨離後にきれいなクローゼットを保つには、買い物で注意するポイントがあります。無駄な服を増やさないための買い物の仕方を解説します。
持っておく服の枚数を決める
ライフスタイルでどれだけの服が必要かを、あらかじめ決めておきましょう。
服の必要数は、クローゼットに余裕を持てるか、一定期間コーディネートの計画を立てられるかなどを考えて決めます。決めた枚数以上の服を買い足さなければ、スッキリしたクローゼットを維持できます。
新しい服を1着買ったら、1着処分する
新しい服を1着買うたびに、手持ちの服を1着処分する習慣を身につけましょう。不要な服を増やさないと決意すれば、新しい服の購入にも慎重になれます。
試着する
可能な限り試着してから購入を判断しましょう。試着すると、サイズが合わない、着心地が悪いなどの違和感に気づけます。全体の印象やサイズ感を確かめた後、腕や足をスムーズに動かせるかもチェックしましょう。
クローゼット収納のコツ
断捨離した後は手持ちの服が少ないため、収納を見直すチャンスです。クローゼット収納のコツを解説します。
ハンガーや引き出しケースを統一する
ハンガーや引き出しケースの色や形、大きさをそろえて、クローゼット内に統一感を持たせましょう。収納グッズの不ぞろいさが気にならなくなれば、服選びに集中でき、着たい服を取り出しやすくなります。
使用頻度に応じて収納場所を決める
服の使用頻度に応じて、収納する場所を決めましょう。使用頻度が高い服を手に取りやすい位置に収納すれば、必要なときに見つけやすく、クローゼットの整理整頓を維持できます。
クローゼットにおすすめの収納アイテム
クローゼットにおすすめの収納アイテムを解説します。スペースを有効活用して、整理整頓された状態をキープしましょう。
引き出しケース
クローゼットの下段に引き出しケースを置くと、ハンガーで吊るした服の下にある空間を有効活用できます。
クローゼットの奥行きに近い引き出しを選ぶと、収納力を高められます。ケースが抜け落ちにくいか、積み重ねたときにずれにくいかなど、使い勝手に着目して選びましょう。
スタンドアイテム
小物やバッグなどの自立しないものは、スタンドアイテムを使って立てて収納しましょう。軽くてシンプルなデザインのスタンドアイテムを選ぶと、複数並べても威圧感なく整理整頓できます。
まとめ
クローゼットの服を断捨離すると、収納がスッキリします。自分なりのコーディネートを手早く完成できるようになると、時間の余裕も生まれます。
服を断捨離した後は、クローゼット内の収納を見直しましょう。引き出しケースやスタンドアイテムを使うと、スペースを有効活用して整理整頓できます。
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クローゼットの断捨離や整理整頓をお考えの人は、ぜひライクイットをご検討ください。
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