まだ在庫があると気づかず買ってしまう、値上げ前にまとめ買いしたら収納しきれない、いつの間にか賞味期限が切れてしまったなど、キッチンのストック収納の困りごとはさまざまです。この記事では、キッチンのストック収納を見直したい人に向けて、ストック収納におすすめの場所や、上手に収納するコツと注意点、役立つアイテムを紹介しています。ぜひ役立ててください。
目次
キッチンの食品ストック収納を見直すメリット
キッチンの食品ストック収納がいっぱいになってしまい、買ってきた品物が入らないケースもあるでしょう。収納を見直し、管理しやすい収納を作ることで、収納スペース以上の品物を買ってしまったり、ストックがあふれたりするのを防げます。
また、収納の見直しにより、ストックしている食品・日用品の量を把握でき、在庫切れを防げます。食品を確認しやすくすることで、賞味期限切れを防げるでしょう。
キッチンの食品ストック収納におすすめの場所
キッチンの食品ストック収納には、どのような場所が適しているのか、3つの場所をそれぞれ解説します。
パントリー
パントリーがあれば、効率的にストックを収納できます。ただし、パントリーは大容量である場合が多く、管理しやすくするには、どこに何を収納するか、定位置をあらかじめ決めておくことが重要です。
また、奥から詰め込むのではなく、種類ごとに箱やかごなどを用いて、頻繁に使うものを手前に、そうでないものは奥に収納しましょう。よく使うものは、見やすい中段に置くと取り出しやすくなります。
シンク下の大きな引き出し
シンク下の大きな引き出しは、開けたときに収納しているものが見渡せます。引き出しを開けるたびに、一目でストックを把握できます。ただし、湿気がたまりやすい場所であるため、通気性のよいバスケットに収納したり、乾物類は密閉容器に入れたりといった工夫をしましょう。また、長期保管する食品は、奥に収納するとよいでしょう。
床下収納
床下収納は頻繁に開ける場所ではないため、缶詰をはじめとする長期保管の食品向けです。種類や賞味期限ごとにボックスに分けて収納すると、まとめて取り出せます。缶詰はファイルケースのような縦長の収納グッズを活用すると、管理が容易になります。取っ手が付いているものにすると、出し入れしやすいでしょう。
キッチンの食品ストック収納がうまくいく4つのコツ
食品ストック収納は具体的に、どのように見直せばよいのでしょうか。4つのコツを解説します。
ストックのリストアップをする
カ収納スペースの広さに合わせて、ストックの量を決めるのが基本です。まずは必要なストックをリストアップして、リストを作成します。そのリストをもとに、ストックを用意しましょう。
必要なストックが収納スペースに入りきらない場合は、収納場所を増やす、ストックの優先順位を決めて量を調整するなど、収納スペースに適したストックの量を見定めるようにしましょう。
グループ分けをしてラベリングする
続いてストックをグループ分けします。おやつ系、おかず系、調味料などのジャンル別や、子ども用のおやつ、大人のおつまみのような家族別など、グループ分けはそれぞれの家に適した方法を選択しましょう。適切に分けると、在庫が把握しやすくなります。
また、収納場所ごとにラベリングすれば、中身がわかりやすいことに加え、他のものは収納しにくいという心理的効果も期待できます。
立てて収納する
ストックを重ねて収納すると、下のものが確認しにくくなります。まだあるのに重複して買ってしまう、賞味期限が切れてしまうなどの原因になります。自立しないものはサイズの合うボックスのようなグッズを活用し、立てて収納する工夫をしましょう。
目線より低い場所に収納する
目線より低い位置にストックを収納すると、内容を確認しやすくなります。棚や引き出しなどは、上にスペースがあると、引き出さなくても奥が見やすくなるでしょう。奥が見にくいと、存在を忘れて買い足してしまうことも考えられます。収納は見た目よりも見やすさを重視することが重要です。
キッチンの食品ストック収納の注意点
キッチンの食品ストック収納の見直しをする際は、一度にすべてを見直そうとしがちです。注意点を解説します。
ローリングストックを心がける
ローリングストックとは、賞味期限が近い順に食品を並べて、期限が切れる前に食べ、減った分だけ追加する方法です。災害用の備蓄品などは、日常の食生活に少しずつ取り入れ、賞味期限がくる前に消費・補充しましょう。備蓄の食料は多くなり過ぎないよう「家族の人数×想定する日数分」を用意しましょう。
収納グッズは計画的に用意する
整理するための収納グッズは、まとめ買いをしがちです。しかし、まとめ買いが習慣化すると、収納グッズが埋まるまで買ってしまうことも少なくありません。収納する場所や量に見合った収納グッズを、目的に応じて計画的に用意しましょう。収納する場所や収納したいものを決めて、サイズを測ってから収納グッズを選びましょう。
キッチンの食品ストック収納に役立つおすすめアイテム
キッチンの食品ストックの収納に役立ち、省スペース化を可能にする6つのおすすめアイテムを解説します。
スチールラック
収納場所が少なく、ストックの必要量が収納しきれない場合は、スチールラックを活用して収納場所を増やしましょう。スチールラックはサイズが豊富で、高さを活用可能です。また、狭いスペースを活かせるスリムタイプもあります。広いスペースがない場合でも、すき間を活用できます。
収納ボックス
こまごまとした食品も、大きさが合う収納ボックスを用意すれば、埋もれさせずに管理できます。自立しないものを立てる収納もしやすくなります。目線より高い場所に収納する場合は確認が難しいため、半透明やメッシュ状の収納ボックスにすると、中身を確認できて使いやすくなるでしょう。
キャスター付きボックス
飲料や調味料などの重いものを下段に収納すると、取り出すときの負荷が大きくなりがちです。その際は、キャスター付きボックスに収納すると取り出しやすくなります。キャスター付きボックスは、一般的に棚やパントリーなどの一番下のスペースで使用します。
一番下であれば全体を取り出せて、掃除もしやすいでしょう。欲しいサイズのものが見つからない場合は、ボックスの下にキャスター付きの台を設置して、取り出しやすくする方法もあります。
レターケース
かつお節や薬など、個包装のものはレターケースを活用した収納が便利です。細かいものが埋もれず、数の把握も容易で、在庫管理がしやすくなります。段ごとにラベルを貼ると、どこに何があるかひと目でわかるでしょう。また、箸やカトラリーなどを種類別に分ける際にも適しています。
ワイヤーバスケット
ワイヤーバスケットは缶詰の収納に便利です。缶詰は長期保管が可能で、保存食にもなりますが、缶詰だけで重ねるとバランスが悪く、崩れやすくなります。ワイヤーバスケットを使用すると、崩れずに収納できるでしょう。中身も見やすくなります。より細かく分けたい場合は、重ねて使用することも可能です。
ストックバッグ
ストックバッグは、細かなものが散らばらないようにしたい場合に適しています。贈答用の乾麺のように箱に入っているものは、そのまま保存すると場所をとってしまいます。箱から出してストックバッグに移し替えることでサイズが小さくなり、省スペースでの保存が可能です。
まとめ
キッチンの食品ストック収納は乱雑になりがちです。必要なストックの量をリストアップして、グループごとに立てて収納しましょう。スチールラックや収納ボックスなどを用いると、省スペース化しつつ、取り出しやすくなります。また、収納を見直すことで、余計なものの購入を抑えられるでしょう。
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