トートバッグやリュックなど、さまざまなかたちのカバンは収納が難しい印象があります。帰宅して疲れていると、カバンを置きっぱなしにすることもあるでしょう。カバンは定位置に収納することで美しい部屋を保てます。この記事では、カバンの収納方法や便利アイテムを解説します。ぜひ役立ててください。
目次
カバンの収納場所・置き場所を考えるときのコツ
整理整頓を叶えるために、カバンの収納場所や置き場所を考えるときのコツを解説します。
帰宅時に通る場所
カバンの置き場所は、外出や帰宅するときに必ず通る動線上に設置しましょう。玄関やリビングの入り口付近がおすすめです。外出前後の動きがスムーズになり、片づけが習慣として定着しやすくなります。デスク前に座る習慣がある場合は、デスク側もよいでしょう。自分自身の生活スタイルに合わせて設置することが重要です。
収納は簡単にできるように工夫
毎日使うカバンは、手に取りやすい場所に置くと便利です。出し入れが面倒な場所だと、出しっぱなしになる可能性があります。通勤バッグには「見せる収納」や「死角収納」を活用します。
持ち物が固定されるケースが多いので、必要なアイテムをバッグと一緒に保管することもおすすめです。財布や鍵、腕時計、ハンカチをカバンの近くにまとめる工夫をしてみましょう。
カバンの種類ごとに収納方法を分ける
長期保管するときは、カバンの型崩れに注意が必要です。小さいカバンはファイルボックスで整然と保管しましょう。ブックエンドや収納ボックスも便利です。自立しないバッグはファイルケースで支えて立てると、上手に収納できます。トートバッグやショルダーバッグは、フックやポールにかけると取り出しやすいため、活用してみてください。
普段使わないカバンは湿気対策も重要
使用頻度が低いカバンは、湿気対策が重要です。乾燥剤や紙を詰めて保管することは、湿気防止につながります。また、紙を詰めると型崩れ防止にもなるでしょう。乾燥剤や紙は1~2か月で効果が薄れるため、定期的に交換することをおすすめします。不織布のカバーをかけると、通気性を保ちながらほこりを防げます。
カバンの見せる収納方法・おすすめアイテム
上手なカバンの見せる収納方法と、そのときに使える便利なおすすめアイテムを紹介します。
フック
カバンは取りやすい場所に置くことが理想です。フックを使い、玄関やリビングにスペースをつくりましょう。3連以上のフックでストールやコート、帽子も一緒に収納することが可能です。
スペースがない場合は、S字フックを使って既存の家具に吊るします。引っかける場所があれば、簡単に取り付けられるので便利です。隙間に吊るすことで視界に入りづらく、部屋をすっきり見せる効果があります。
ポールラック・ハンガーラック
カバンを多く収納したいときは、ポールラックが便利です。コンパクトなスペースに複数のカバンを収納できます。つっぱり型のポールラックは土台がないため、さらに省スペース化が実現できるでしょう。また、S字フックを使ってハンガーバーにカバンを引っかけると、すっきりと見せることができます。
ハンガーラックは収納力が高い一方でスペースが必要ですが、壁に立てかけるタイプのラダーハンガーはコンパクトに使えます。
クローゼットや押入れへのカバン収納方法・おすすめアイテム
クローゼットや押入れへカバンを収納する方法と、そのときに使うと便利なおすすめアイテムを紹介します。
棚
クローゼットや押入れでは、カバンを立てて収納することで型崩れを防げます。横一列に並べると、服に合うカバンを選びやすいでしょう。ベッドやソファの横に棚を置くことで、おしゃれにカバンを見せられます。棚上はデッドスペースになりやすいため、可動式棚がおすすめです。
テイストを統一することで、すっきりとした見た目を実現できます。おしゃれなディスプレイラックで、収納とインテリア性を両立させましょう。
布製ボックス・かご
革のカバンは布製ボックスに入れて傷を防止します。カバン同士がぶつかることを防ぐため、柔らかいカバンの収納にも適しています。カバンが入るサイズのかごに無造作に置くだけでも、整った印象を与え、美しく見えます。また、外で汚れたカバンの底が床に付かず、衛生面でも安心です。ボックスに蓋がない場合は、布を被せて整った見た目をキープしましょう。
スペースを有効活用したカバン収納方法・おすすめアイテム
スペースを有効活用するカバンの収納方法と、そのときに使うと便利なおすすめアイテムを紹介します。
ワイヤーネット
ワイヤーネットを使うと、フックと組み合わせて吊るす収納ができます。クローゼットの扉内や隙間に設置しましょう。バッグがコンパクトに収納できない場合の解決策にもつながります。壁面を活用して収納スペースを拡大し、突っ張りラックや収納ネットも使えば、スペースの有効活用が可能です。
ドアハンガー・ドアフック
ドアハンガーやドアフックは、ドア裏やクローゼットの扉などのスペースをカバン収納に活用できます。空間を有効活用し、かたちを崩さずにカバンを収納しましょう。ドア裏や扉は通気性がよく、カビの発生を抑えるメリットがあります。
子ども部屋に便利なカバン収納アイデア
子ども部屋にカバンを収納するときに便利なアイデアを紹介します。
ラベルを付ける
フックを活用し、吊るすものにラベルを付けます。小さな子どもでも、自分で片づけがしやすくなるでしょう。ラベルはラベルライターで簡単に作成が可能です。カットしたマグネットにテープを付け、金属に貼れるラベルを作成することもおすすめです。
カラーボックスの上を活用する
ランドセルは、カラーボックスの上に置くと取り出しやすいのでおすすめです。本棚の近くに配置すれば、時間割に合わせた教科書や荷物などの出し入れもしやすいでしょう。
また、お気に入りのカバンは、スツールの上にディスプレイ感覚で置くこともできます。定位置を決めることで、床がすっきり整理されます。面倒でも簡単に置けるので便利です。
有孔ボードをかける
有孔ボードにスネークフックを取り付けて収納します。カバンや制服をかけられる便利な収納方法です。特にくたっとなりやすいナップサックに適しています。カバンだけでなく、メガネや鏡も設置可能です。
つっぱり棒をかける
カバンが少ない子どもには、洋服と一緒に吊るす収納が便利です。見せる収納により、準備や片づけをしやすくなります。ハンガーを統一することで、すっきりと見えるでしょう。春は入園や入学、新学期の準備を行う時期です。名札や帽子、バッグ、水筒カバーなど多くのアイテムが必要なため、子どもがスムーズに片づけられる収納スペースを設けることが大切です。
カバンをきれいな状態で収納するためには
カバンをなるべくきれいな状態で収納するための方法を解説します。
汚れを落とす
カバンはほこりや汚れが付きやすく、カビや臭いの原因となります。収納前にカバンを拭き取り、中身も出して内側を清潔に保ちましょう。早めに汚れを取り除き、素材への染み込みを防ぐことが理想です。雨で濡れた場合は水分を拭き取り、陰干しをします。直射日光は避けて、風通しのよい日陰で乾燥させることがポイントです。
かたちを整える
収納する前にカバンのかたちを整えることが重要です。シワや型崩れを防ぎ、長持ちさせることにつながります。カバンは立体的に使うため、そのかたちを維持した収納が理想です。重ねたり押し込んだりする収納は避けましょう。また、適切な収納場所を確保することも大切です。平らな場所が望ましいですが、スペースがない場合は、S字フックを使うことをおすすめします。
通気性をよくする
カバンの収納場所は通気性のよい場所を選びましょう。バッグを並べるときは、適度な間隔を確保します。タンスやクローゼットの上段で風通しをよくして保管します。乾燥剤を使う場合は、無臭タイプを選ぶこともポイントです。なお、乾燥剤の使いすぎは、革の水分を奪う恐れがあるため注意しましょう。
まとめ
トートバッグやリュックの収納は工夫が必要ですが、定位置に置くことで部屋を美しく保てます。帰宅時に通る場所に設置し、種類ごとに分けて湿気対策をしましょう。フックやポールラックを使った見せる収納や、クローゼットの棚、布製ボックスなどが便利です。
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